ブログ相談室

レーシックの照射径の問題

2007年7月9日

●●●●:学会参加で御返事遅れすいませんでした.以下@でお答えします.

>> 都道府県 = 千葉。

>> 主なご住所 = 船橋市●●●●。

>> email = ●●●●。

>> 性別 = 男性。

>> 年代1 = 30代前半。

>> 内容 =他の病院でレーシックの適応検査を受信した結果、私の場合、暗所での瞳孔が8mmになっているといわれました。この病院では、6.5mmまでしかフラップを作成できないとのことなので、グレア・ハロー現象が発生しやすいのではないかと懸念してます。吉野眼科さまでは、8mm以上でのフラップ作成が可能でしょうか?また、グレア・ハロー現象の発生率(度合い)と瞳孔に対するフラップの大きさは関係あるのでしょうか? お手数をおかけしますが、ご回答お願いいたします。

@「6.5mmまでしかフラップを作成できない」の「フラップ」は「照射径」のことだと思います.当院での照射径は最大7.0mmまで手術を行っています.当院と同じB&Lのエキシマレーザーでの世界で最大の照射径は7.3mmと聞いております.しかし同機種を使用している日本のとある施設では,どんなに瞳孔が大きくても6.5mm以上にはしないといった施設もあります.術前に十分ハロやグレアの説明をして納得してもらい,問題が起きたことは無いとのことでした.当院では,角膜の厚さ(照射径を大きくするとより切除量が増えるため角膜の厚さによっては手術自体ができなくなる場合もあるため)や,その人の生活状況(夜間に運転するかなど),総合的に判断して照射径を決定しています.ちなみにフラップ8mm以上はもちろん作成可能です.しかし,フラップの大きさよりも照射径がグレア・ハロに関係します.吉野眼科クリニック 吉野健一

〒110-0005東京都台東区上野1-20-10風月堂本社ビル6階

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レーシックセンターURL: https://www.yoshino-eye-clinic.com/

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東京歯科大学眼科講師 日本医科大学眼科講師

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