ブログ相談室

レーシックかラーゼックかの選択

2007年10月7日

●●●●:御返事異常に遅れすいませんでした.

以下@でお答えします.

>> お名前 = ●●●●

>> 都道府県 = 兵庫県

>> 主なご住所 = 尼崎市

>> 性別 = 男性

>> 年代 = 40代後半

内容 = 48歳男性です。大阪の他院で視力矯正手術の適応検査を受けました。イントラレーシック、ラーゼックどちらでも手術可との診断でしたがどちらにするかで悩んでいます。角膜厚は530μ強、度数はー3.00Dとー3.25Dです。乱視が右のみ-0.50レーシックの場合術後すぐ回復が見込める・痛みがほぼない、のに対してラーゼックでは数日痛みが出る・治療用コンタクトを1週間24時間付けたまま生活する・視力の回復に時間がかかる等は認識しています。

 

 しかしそういった短期的なことはともかく、半年後とかではスッキリ感はラーゼックのような表面照射系のほうが上という話も聞きます。よく目がかゆくなってこするのでレーシックではフラップがずれないか心配です。金属片やごみが目に入ったときも心配です。ラーゼックではボーマン膜がなくなるので角膜強度が影響を受けるのでしょうか。また、視力回復の確実性においては層間照射系のほうに軍配があがるのでしょうか。先生のご意見をいただければ大変助かります。どうか宜しくお願いいたします。

レーシックかラーゼックかの選択は,術後の見え方の質というよりはむしろフラップを作成した後の残余角膜厚に余裕があるか否かで決まると思います.ラーゼックにPRKを凌ぐメリットを見出せないので行っておりません.レーシックを行うにおいてー3.00Dとー3.25D程の極めて軽い近視であれば,余程の何かがない限り通常のレーシックで必ずや満足する結果が出ると思われます。それよりも,術後のフォローをしっかりしてくれる施設であるか否かの方が重要に思います.

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吉野眼科クリニック 吉野健一

〒110-0005東京都台東区上野1-20-10風月堂本社ビル6階

TEL:03-3839-5092, FAX:03-3832-3730

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東京歯科大学眼科講師 日本医科大学眼科講師

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