ブログ相談室

ICL挿入術・術前検査時のコンタクトレンズ装用中止期間について

2021年12月6日
2021/12/06 14:16
【メール相談フォーム】からのお問い合わせ

お名前:●●●●

年齢:20代後半

性別:男性

送付先ご住所:神奈川県川崎市

メールアドレス:●●●●@gmail.com

ご相談内容:現在オサートという治療法によって近視矯正をしています。

一定の効果は出ていますが、元々コンタクトレンズがあまり合う体質ではないのか、充血や、痛みまではいかないまでも不快感などの症状が出やすく、調子が悪い日は装用をしていないこともあり、視力、目の調子共に安定していません。



コンタクトレンズを装用し続けることの眼への負担や毎晩の手間、今後の継続経済コストなどを鑑み、ICL手術による矯正に切り替えたいと思っています。

矯正前の屈折率は左右4.25D、4.0D程度です。

現在はオサートの矯正のステップの前段階の際に購入したメガネを使用しており、両目で視力0.7〜8程度だと思います。

前述の通り目の調子に合わせてレンズの装用を停止しているので安定していません。

すぐに貴院に伺うのがよいのか、オサートレンズの装用を矯正前の眼鏡が合う程度まで中止してから伺った方が良いのかご教示いただけますでしょうか。

●●●●様:

お返事遅れすいません.以下@でお答えいたします。

**********************
医療法人社団爽見会
吉野眼科クリニック 吉野健一
〒110-0005東京都台東区上野1-20-10風月堂本社ビル6階
TEL:03-3839-5092, FAX:03-3832-3730
吉野眼科クリニックURL: https://www.yoshino-eye-clinic.com
**********************
@結論から言いますと,オサート(非眼科専門医が主導している某クリニックの登録商標で一般名ではありません)を1ヶ月装用中止した状態で術前検査を予約して受診してください.
その理由は,コンタクトレンズ,特にオルソケラトロジーのように角膜を変形(corneal warpage)させるレンズはその変形により手術時に挿入する眼内レンズ度数計算に誤差が生じるからです.
ICLはオサートに比し格段に視力の質が良い見え方になりますよ.
カレンダー
2024年4月
« 2月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
カテゴリー
最近の投稿
初診の患者様診療受付時間月別担当医表
▲このページの先頭へ

〒110-0005 東京都台東区上野1-20-10 風月堂本社ビル6階 TEL 03-3839-5092 医療社団法人 爽見会 吉野眼科クリニック 院長 吉野健一 (日本眼科学会認定眼科専門医)
東京歯科大学眼科講師 日本医科大学眼科講師

©2024 YOSHINO EYE CLINIC. All Rights Reserved.