| ボストンレンズ外来 | ![]() |
|||||||||
|
|
||||||||||
|
|
|
![]() 通称 ボストンレンズ |
強膜レンズは,角膜輪部を超え角膜側より眼球の前方約1/4を覆う大きなレンズです(図中左.直径23mm).レンズ素材はDk値127x10-11と比較的高い酸素透過率をもつちます.レンズ下には涙液(人工涙液)を貯留することが可能なスペースがvaultにより形成され,レンズ下涙液は瞬目や眼球運動にて置換するようフィッティングを調整しなくてはなりません.図中右は通常のハードコンタクトレンズ(直径9.1mm)です. |
| ■強膜レンズが適応となる可能性のある疾患 |
|
|
|
●スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS) |
●強度の円錐角膜 |
円錐角膜の患者さんへ・・・円錐角膜が進行すると,ハードコンタクトレンズが装用できなくなる場合があります。現在では,角膜移植しか視力を回復する手段がありません。しかし,当院が扱う特殊コンタクトレンズは,手術をしなくても良好な視力を期待できます。 |
| ■ボストンレンズ使用前/使用後 症例スティーブンスジョンソン症候群 |
||
![]() ![]() |
||
重症ドライアイと眼瞼縁の異常の為,角膜の混濁,血管新生の進行により痛みと極端な視力低下(視力0.1)をきたす(写真左)。ボストンレンズ装用一ヶ月で症状の改善,痛みもなくなり,視力も1.0まで回復(写真右)。 |
|
|
||
|
||
強膜レンズは,以下に示すその特性から上記2つの問題点を解決する手段として有望である. |
| ■ボストン強膜レンズの原理 | ||||||
|
||||||
|
Boston Foundation For Sight 提供資料 |
| ■強膜レンズの歴史 |
||
|
||
以上は,第43回日本コンタクトレンズ学会(2000年6月,山口にて)発表。
2001年2月12日米国CL学会(CLAO)にて招待され講演。
|
■個人的な体験談 |
||
院長吉野がこの強膜レンズ(The Boston scleral lens)を知ったのは,自らがSJS患者である小宮さんと知り合ったのがきっかけである.彼は自らThe Boston Foundation for Sight(米国ボストン)のDr. Rosenthal,Dr. Cotterを訪ね,強膜レンズによる治療を受け劇的なオキュラーサーフェスの改善と視力の回復を得ていた.彼の治療前の状態をカルテで知り,その治療効果に感激した院長は,13年来フォローしていたSJS患者を連れてボストンを訪れた.レンズを裝用した瞬間に痛みがとれ視力が回復する瞬間を目の当たりにし,このレンズの将来性を確信した次第である.現在彼女は信じられないことに,風を受け自転車での通勤が可能な程に改善をみている. |
||
![]() |
|
|
|
tel 03-3839-5092 |
|
|