ブログ相談室

レーシックと向精神薬

2013年5月27日

お名前 = ●●●●

年代1 = 20代後半女性

ご住所 = 東京都豊島区●●●●

メールアドレス = ●●●●@gmail.com

ご相談内容 =

先日レーシックの適応検査で診ていただいた●●と申します。

私は年末からBUT短縮型ドライアイになり、もしコンタクトが駄目であればレーシックと●●●先生からの薦めで考えておりました。

診察時あまり詳しくはお話できなかったのですが、ドライアイになってからドライアイになった事のストレスだったのかめまい、頭痛なども起き自律神経の乱れがみられました。眠くなってしまうので今は服用をやめましたが、メデタッククス錠1とスルピリド錠50mgを2月の2週間ほど飲んでいました。自律神経の乱れがある場合、レーシック手術に影響があるでしょうか?今は仕事もしつつ無理せず体調と向き合っているつもりですが、このままドライアイでコンタクトが出来ない事や、眼鏡の疲れがあることもやはり気になります。前向きにレーシックは検討したいと思っています。お忙しいと思いますが、ご返信よろしくお願いします。

●●●●様:

お返事大変遅れすいません。資料作成にてこずっていました。

レーシック手術に注意を要する向精神薬のリストを添付します。ご参照ください。

以下@でお答えします。

コピーLASIK 禁忌薬剤.pdf 直

@自律神経の乱れがある場合、レーシック手術に多大な影響が出る可能性があります。レーシック手術を行うために必要なデータは術前検査で得ますが、術前検査は、ドライアイも含め体調が安定してからお受けいただくことが肝要です。なにしろこの検査が手術量を決定する唯一のデータとなるので、体調が不良な状態でお受けいただくと術後の結果に誤差が生じることになります。よろしくご検討のほどお願いいたします。

追伸:

ご使用になっていた向精神薬は、すでにお飲みになっていませんし、ベンゾジアゼピン系とベンザミド系ゆえ、レーシック手術自体に対するお薬の影響は無いものと思われます。

メデタッククス錠:ベンゾジアゼピン系

脳のベンゾジアゼピン受容体に作用。神経症および心身症(胃・十二指腸潰瘍、慢性胃炎、過敏性腸症候群、自律神経失調症)における不安・緊張・抑うつ・睡眠障害の治療。

スルピリド錠:ベンザミド系

脳内の伝達物質(ドパミン)に作用することにより、低用量では抑うつ気分や、不安やいらいら感、やる気がなくなるなどの症状の治療に用いられる。

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吉野眼科クリニック 吉野健一

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東京歯科大学眼科講師 日本医科大学眼科講師

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